ニュージーランドの思い出〜馬牧場ウーフィング その①〜
こんにちは
カナダ生活227日目のモトです🇨🇦
去年の今頃はニュージーランドでファームステイ(ウーフィング)をしていました😊
何回かに分けてその生活について書いていこうと思います🥰
wwoof
Wwoofとはworld wide opportunities on organic farmsの略で、労働と食事・宿泊場所を主に交換するシステムです😄
ニュージーランドにいる間はこのwwoofに登録してwwoofer(wwoofingする人ともいう)として過ごしていました😊
オーストラリア、ニュージーランドで特に盛んなwwoofですが、イギリスやカナダ、ドイツ、そして日本にも存在します!😳
ホストする側もwwoofingする側も登録が必要ですが、
オンラインで簡単に行えます✨
WWOOF New Zealand We're Welcome On Organic Farms
登録と年会費(ニュージーランドだと大体20NZDくらい(およそ1500円程度)の支払いを済ませ、
あらかじめ行きたい場所やホストを選んで
メールを送りまくり、
ホストからオッケーがもらえたら準備完了です🙆♀️
このシステムの魅力は
○現地の人の働き方に触れられること
○生活に入り込めること
○交通費や簡単な日用品(シャンプーや歯磨き粉など)、娯楽費(観光などに出かける場合など)以外は基本的にお金がかからないこと
○思いがけない貴重な体験が山のようにできること!
私はワーホリビザで入国したのですが
金銭のやりとりがないため
実際は観光ビザで入国した人もwwoofing は可能です👍
実際農業や牧場に興味のある人がする場合と、
私のようにお金をあまりかけずにホームステイ経験や新しい経験を得たいという人に分かれますが
私の出会った他のwwooferたちは大体後者で旅行を楽しみつつ合間にwoofingという形の人が多かったです✨
日本人の割合はかなり少なく、ニュージーランドにいる間は友人が訪ねてきたときの数日以外日本人と話す機会はありませんでした👀
出会ったのはドイツ人の割合がかなり多く、
他はフランス人やチェコ人などヨーロッパの人が中心でした😁
馬牧場
馬の経験は何もない私でしたが
本当によく受け入れてくれたなぁと思います💦
乗馬は旅行先で数回経験したくらいです…
お世話になった馬牧場さんは
30頭近くの馬をブリーディング、ハンドリング、トレーニングしているところでした🐴
実際これらがどういう仕事なのかはゆくゆく詳しく書いていこうと思います😊
専門用語
英語にも不安があるのに牧場用語がわからなく
結構苦戦しました🤣
最初は何回も聞き返してどれが何という意味なのか
ケータイのメモ帳にスペルもわからない単語をひたすら記録しつつなんとか行いました💦
よく使った単語は
paddock(放牧場:柵で仕切られた牧場の一角を表しますが電流や木の柵、ゲートが何ヶ所かあります)
pen(動物を入れる囲い:野生の馬を人馴れされる時など、限られた状況で入れるpaddock よりも狭い囲い)
barn(納屋、畜舎)
stable(馬小屋、家畜小屋)
silage (貯蔵生牧草:夏に伸びきった草を少し乾燥させてから大きなロールに巻いて保存された牧草で少し甘酸っぱい湿った牧草です)
hay (乾燥牧草)
barley(大麦:皮付きのもので炊いて馬のエサの一部としてあげていました)
faol(仔馬)
mare(雌馬)
stallion(種馬:去勢されていないので他のオス馬を攻撃する荒さがあり、季節にもよりますが基本雌馬や新参者のオス馬の隣には位置させません)
bridle(頭絡:乗馬するときに馬の頭につける革のバンド)
halter(端綱:乗馬でなく単純に馬を歩いて引いて移動させるときに使う綱で頭から首につけます)
whip(ムチ:乗馬の時に馬を刺激するムチのようなもの)
hoof(蹄)
日本語でもわからないような単語ばかりで
経験で覚えるしかない、って感じでしたね👀笑
主な仕事
朝
○馬の餌やり
○鶏の餌やりと卵がないかチェック
○馬のエサのbarely をcookする
○馬をbarnからpaddockへ移動
○barnの掃除
私以外にも1,2人wwooferがいたので手分けして大体2時間くらいで終わりましたが一人の期間もあり
その時は3時間を超える日もありました😊
オーナーがトレーニングや生徒をとってのレッスンを始めるのが10時ごろからなので
朝7-8時の間に始めるくらいでよく
印象より早起きせずにすんで助かりました😜
昼
○馬の餌やり
○paddockのうんち拾い
○barleyをcook
夕方
○馬の餌やり
○barnの掃除
○馬をpaddockからbarnに戻す
○barleyをcook
夜
○barleyのcook終了
が基本的な仕事で
これに加えて
○(人間の)食事の片付け
○オーナーの馬のトレーニングのサポート
(馬の移動やカバーかけ外し、ブラッシング、乗馬準備などが主)
がほぼ毎日入り
時には
○ペンキ塗り
○壁紙交換
○家の改装の手伝い
もありました😁
長く滞在したのでどんどん自分勝手に仕事をしてよくなり、
しまいには
○(人間の)食事の準備
(これは半分和食が好きな一家と私の料理好きが一致したため)
○買い物付き添いとサポート
(人間の食事も馬の食事も材料と在庫を全て把握するようになったのでお母さんはメモるより私を連れて行く方が楽しいし楽だわーとよく連れ出してくれました😋)
○庭での野菜栽培の手伝い
(私が去った後に畑作りから苗の植え付け、水やりした野菜たちを食べたよーと連絡がありました😊 私も食べたかった😂笑)
○洗濯
(基本自分のだけでいいのですが後半は家族の洗濯物もいつのまにかほぼやってました🤣)
○Wwooferのマニュアル作り・牧場内地図作り
(長期滞在したので他のwwooferに仕事内容を教える機会も多く
日本人だからかこれがあったほうがパッと次の人に伝達しやすいなーと思い作ったら好評だったので今も一部使ってもらっているようです✨)
も行なっていました😁
お金もないし、何もかも牧場内でのことが私には新鮮だったので
👩🦳働きすぎよ?
と言われるほどやってしまっていましたが
他のwwooferは半日オフを取って出かけたり
基本の仕事以外のんびり過ごしたりと
本当はもっと自由な時間が多いです😊
注意点
当たり前ですが
他人の家で知らないことを学びながら生活するので
郷に入っては郷に従う心と
積極的に何事も行う、発言する力は必要とされます💡
あとは最低限の英語力…かな?
こっちは正直二の次で、まずは行動・態度が一番だと思います!
私は友人からwwoof の存在を教えてもらい
人にも恵まれ楽しく体験させてもらいましたが
経験談を書かれたウーファーのブログや逆にホストのコメントなどを見ると
・ホストと合わなかった
・奴隷のように扱われた…
・何を言ってるかわからなかった
・ルールがちゃんと決まってなくてやりずらかった…
ホスト:
・怠け者だった
・自分を表現できない子だったからコミュニケーションが取りづらく仕事も伝わりにくかった
・観光気分で労働力になる気がなかったからすぐに出ていってもらった
・滞在期間の変更を急にされて困った…
などトラブルは時にあるようでした😱
実際にどれくらいの割合でそんなトラブルが起こるかはわかりませんが、
馬牧場のオーナーによると30人強のwwooferと出会って帰ってもらったのは2人だけだった
とのことでした👀
大概のウーファーは
人や動物、農業が好きでやっており
賃金をもらわず労働することも理解して来ているので
ボランティア活動にも興味があったり
向上心が高かったりする人が多いそうです😊
逆にホスト側も
自営業で他人との関わりが少ない環境のため
新しい人が来ることが新鮮で楽しく
歓迎したい気持ちが強いことと
労働力となり助けてくれるので
それ相応に答えたい、という人が多いそうです💕
ホスト選び
Wwoofのページにはホストに対するコメントが多数寄せられているので
口コミが多いところ、
その評判がいいところ、
自分の興味や目的に合ったところ
を吟味すれば変なトラブルは避けられるかと思います😄
あとはこちらの態度次第です👍
私は馬牧場と羊牧場を半々の期間でハシゴする予定だったのですが
○馬牧場の家族と仲良くなり過ぎたこと
○羊牧場のホストのメールの返信が途中から誰かと間違えられて一方的に質問攻めになり
行くことに不安になったこと(しばらく経ってから勘違いだったとちゃんとフォローのメールも来たのですが💦)
○極め付けが羊牧場に行きたいなら近所の羊牧場の人に聞いてあげるからここにいなさいよー
とホストが言ってくれたこと
によりハシゴすることは辞めてこの1ヶ所で5ヶ月間もお世話になりました🤣
もちろん元々行く予定だった羊牧場さんには
早めにキャンセルのメールをしっかりとさせてもらいました💡
馬牧場の近所の羊牧場は
掛け持ち?みたいに1ヶ月ほど馬牧場と並行して行かせてもらいましたが
これは異例だと思います😳
かなり長くなってきたので今回はこの辺で終わりにして、
またちょこちょこ続きを更新していこうと思います😄